製品検査
鉄骨製品検査に行ってきました。
設計図通りの部材が設計意図通りに製作されているか、鉄骨のファブリケーター(工場)に出向き、書類をチェックし、製作部材を監理者の立場で検査します。
昨今の大規模災害や建設ラッシュで、柱に使われる角形鋼管や梁に使われるH型鋼、接合部に使用される高力ボルトが品薄状態というとで工場側も材料の手配に四苦八苦しているようでした。
また、製作側からの納まりの提案や難しかった点などをお聞きして、出来るだけ設計作業にフィードバックさせたいと考えています。
写真は柱(角形鋼管)、大梁(H型鋼)の接合部(通しダイヤフラム)の溶接状況。
本案件は15mスパンを柱無しで飛ばす計画なので、地震時のみに関わらず、長期的にも大きな応力を負担する、要(かなめ)になる部分です。
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